CADの種類と応用範囲

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CADの種類と応用範囲

CADのソフトウェアには、2次元製図を無料でできるようにしたJWCADと、3次元製図までできる有料のAutoCADがあります。

どちらもメリットがありますが、2次元CADだけで良い方はJWCADだけでも十分仕事はできます

目次

JWCADとは?

JWCADとは、清水治郎さんと田中義文さんのハンドルネームをあわせて名付けられたもので、Jiro Shimizu & Yoshifumi Tanakaが開発元として記されています。主にDOS版とWindows版にわけられており、フリーソフトとして無料で利用できるというのが一番の魅力です。

開発は20年前で今でもアップデートが繰り返されており、2017年5月には最新版がリリースされています。二次元CADまでしか対応していないですが、製図や作図に関してはそこそこの機能を備えていて、実務において困ることはほとんどないとされています。

操作性には多少クセがありますが、CADソフトメーカーなどの意見交換などもあって多くの方に愛用されているソフトウェアです。初心者の方は一度は触れたことがあるはずのソフトウェアで、CAD資格を勉強するときにも役立つでしょう。

AutoCADとは?

AutoCADはAUTODESKという会社がリリースしているもので、無数にあるCADソフトウェアの一つです。CADソフトウェアは一つではなく、非常に多くの会社が開発をしており、その中でも3次元CAD製図ができるソフトとして注目されているのがAutoCADです。

日本国内での利用も多いですが、海外でも使われるソフトウェアとして、国際的なCAD業務をする方にとっては欠かせないツールでしょう。

しかし、その利用料金が1カ月21600円、1年間約17万円もかかってしまうということで、コストが多くかかりすぎて導入できる現場は限られてきます

3DCADができれば、細かな部分まで設計ができて、クライアントや取引先にもその設計を共有しやすいですが、使用される機会がその高額さゆえに限られてきてしまうので使い方には注意が必要です。

応用範囲は

これらのCADは、建築設計、土木設計などに広く応用されています。製図が必要になる分野であればフィギュア作成や家具の設計、電子機器のデザイン作成などにも利用されており、その活用事例は非常に多いです。

ちょっとしたネジや釘などもCADを使って設計して機械で成形するというような手順を踏むことがあるため、応用範囲はそのソフトウェアを利用する人によって無限大です。

JWCADもAutoCADも利用する人によってさまざまな分野に生かせるので、CAD資格などを取得して賢くソフトを利用してみてください。

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